なんちゃって設計者の設計書

大、中規模プロジェクトに特にですが、設計書(基本設計?or詳細設計?)を書く人と、実装(だけ)する人が分かれていることが多いと思います。アジャイルはちょっと置いておきます。ここではウォーターフォールを前提です。

で、実際、基本的なことが抜けている基本設計書や、あまり詳細がわからない詳細設計書を元に、実装する人が設計しながらコーディングすることで何とかなっているという構図が多いような気がします。コーディングしないとわからない設計上のミスは絶対にありますからね。

これにつけこんで(意図的かどうかはわかりません)設計書を適当に書いて「設計終わり!」となっている現状に、今、すごく悶々とした気持ちになっています。そもそもWebアプリケーション知らないのに、詳細は設計できないでしょ?画面の設計すら危険ですよね。

つまり、本来、一番考えないといけない設計の段階で、ドメインも知らんし、実装もわからんという中途半端な人が、しょうがなく(使いどころがないため)アサインされていることってありませんか?まぁ、これがプロジェクトに影響しない窓際ならいいんですがね。

本来、設計書もそうですが、ドキュメントというのは、読み手の気持ちになれるかどうかがすべてだと思います。それは、読み手を知らなければ、読み手の気持ちもわからないわけで。。