Google Developer Day 2008

今回が2回目となるGoogle開発者のためのイベント「Google Developer Day 2008」が開かれ、僕も初めて参加してきた。僕はもともとGoogleがすごく好きってわけじゃないのだが、新しい技術や、知らない話を聞くことでモチベーションがあがるので、この手のイベントは結構すきなのだ。

ただ、当日は子供たちがゴネてなかなか幼稚園に行ってくれなかったので、メインイベントであるアンディ・ルービンさんの基調講演を聴くことができなかった(汗)。後から参加していた友人に話を聞くと、タッチパネルのデモで動かずに、キー操作していたらしい。。

一番印象に残った(というかおもしろかった)のが、GWT(Google Web Toolkit)のセッションだった。もともと、GWTをほとんど知らなかったのもあり、こんなことまでできるのか!すごいな!と単純におどろいた。あと、GWTを「ぐうぃっと」と呼ばれていたことも新たな発見だった。

このセッションを聞いて、僕がイメージしたのはRIAというキーワードだ。GWTは、Flex, SilverLight, JavaFXなどに並ぶべき存在なのだとわかった。大きな違いはプラグインが必要かどうかという点である。つまり、GWTは実行時にはJavascriptなのでプラグインは必要ないというメリット(手軽さ)があるのだ。逆に、Javascriptでできないことは"できない"というのがデメリットになるのだろう。

多少ブラウザによる互換性の問題があるにせよ、ブラウザで実行できるスクリプトとしてのデファクトスタンダードであるJavascriptを選んでGWTを作った人のセンスはすばらしいと思った。GWTは、GoogleのRIAに対する一つの解なのだ。